Oxford Reading Club を 実際に使ってみた感想を交えながら、機能について見ていきたいと思います。
これから Oxford Reading Club を使ってみようとお考えの方の、ご参考になれば幸いです。
レベルチェック
絵本を読み始める前に、まず 簡単なレベルチェックがあり、自分に合うレベルを提示してくれます。
リーディングチャート
簡単な絵本から始まり少しずつ難しい絵本へ、レベル別にチャートで絵本が並んでいます。900冊もの本が収録されていますので、絵本選びに迷いそうですが、リーディングチャートを活用することで、自分が今読んだ本と同等のレベルの本がパッと 見て分かるので、小さなお子様でも自分で絵本を選ぶことができます。
OTOKARAのレッスンでも絵本の読み聞かせを行いますが、この「自分で読む本を選ぶ」ということが、小さなお子さまの場合は 特に嬉しいようで 、やる気に繋がっているのを感じます。
5つのアクティビティ
読む本を指定すると、それぞれ以下の5つのアクティビティに取り組みながら読み進められるようになっています。
① 物語に出てくる単語を予習
物語を読み始める前に、文中にでてくる単語をクイズ形式で予習ができます。
② 読み聞かせ機能で朗読を聞く
音源は、イギリス英語・アメリカ英語の両方が収録されています。また、再生の速度も選ぶことができ、英語学習初心者も取り組みやすくなっています。
③ 自分で読む
単語や文章の読み上げ機能がついているので、途中で発音が分からなくなって止まってしまっても、大丈夫です。その場で確認をしながら、読み進めることが出来ます。
④ 録音機能で、自分の発音を確認する
音声で読み上げられた文章を、音読してみましょう。録音機能がついているので、ご自分の発音を確認することができます。この機能、英語耳を育てるのに、とても役立ちます。
自分の声を聞く機会はなかなかないですよね。小さなお子さまは楽しそうに張り切って取り組みますが、少し大きくなってくると、録音した音声を恥ずかしそうに 聞くお子さんが多いです。
そして、耳のいいお子さんは、なんとORCで登録されている音声と自分の発音の違いに自ら気が付き、さっと直して正しい発音で再度読む、なんてこともあります。
⑤ 内容理解クイズに取り組む
単語の綴りチェックや、物語の内容を理解しているかどうかを確認するクイズがついています。
5つのアクティビティを終えると、メダルがもらえます。このメダル、本の表紙に付きますので、ぱっと見て読んだ本がわかり、便利です。また、子どもが達成感を得られ、やる気につながります。
Oxford Reading Tree は、英語多読教材として定評がありますが、すべて揃えるとかなりの金額に上り、なかなか手が出ない、というお話も聞きます。Oxford Reading Treeに興味のある方は、月単位で気軽に読み放題を試すことのできる、Oxford Reading Club をぜひご活用ください。
※ 当教室では、Raz Kids および Oxford Reading Club での多読を推奨しています。
多読プログラムにご興味のある方は、こちらをご覧ください ⇒ 多読プログラム